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作者:七瀬

プロフィール

・1977年7月生まれ
・職業:某デリヘル店に勤務

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Archive for 5月, 2011

パーティー(6)

5月 13th, 2011

「こんな大きなチ○ポはね、奇形って言うのよ。」

と女は言った。

日の光の下で見る女のオッパイは青白く、緑色の血管が走っている。ブラウスのボタンを1つ1つはずしているときに、俺の目から視線を離さなかった。どうすればいいかわからないが、とにかく、この女をグチャグチャにしてしまいたい。イラマチオで女がむせて、俺の物を「奇形」と言った瞬間、出てしまいそうになった。

この家に女を招き入れ、毎晩ゆったりした時間が流れるこのリビングで、俺は女に陵辱されている形になっていて、してはいけないことをしているという感覚が、いつもより余計に俺達を興奮させているようだ。女の目は、「いらっしゃい」と俺が言ったその時から濡れたように光っていて、例えば強盗とか殺人とかの犯罪に手を染める人間は、犯行の前にはこんな目をしているんじゃないか、と思った。

ブラウスをはだけさせ、スカートは腰に溜まり、赤いツルツルの生地の下着を見せて、俺を挑発する。もう勘弁してくれ。

女が俺のチ○ポの上に跨がって、その赤い小さな布をずらして、亀頭でクリトリスを擦り始める。クチャクチャ音が聞こえてきて、女の腰を掴んで、チ○ポに押しつけると、女の息が一瞬止まり、吐き出しながら、体重をかけてくる。メリメリと女の中に吸い込まれ、広がりきったビラビラの頂点、短く手入れされた陰毛に隠れるように、クリトリスが充血して立っている。

「く……はぁ、んん」

小さく女は呻(うめ)き、自分の体重で俺の動きを制御しようとしているが、俺は許さず、腰を突き上げる。ぷっくりと膨らむクリトリスを柔らかく、爪の先で振動させる。女の呻(うめ)きが尻上がりに高くなり、温かいヤワヤワな膣はビクビクと俺を締め付けて、俺の動きに合わせ、女も腰を上下させ、奥深く貫いている俺自身、この女のもっと奥まで、ずっと入っていきたい。

「う、動かないで…、だめなの」

女の締め付けがいっそう強くなって、俺もだめかもしれない。

「気持ちいいの…奥が、奥が、気持ちいい…」

いつの間にか、ブラジャーから両方の胸がこぼれ、俺達の動きと一緒にユサユサと揺れる。

「あぁ、いい…イっちゃいそう…んん…そこ、もっと、もっとぉ…」

女は自分の甲高い声を恥じているみたいにイヤイヤと顔を振る。胸から上が赤く色づいて、快感に歪んだ顔、なんて綺麗なんだ。

「お願い、イっちゃう…、イっちゃう、イっちゃう…出して、私に出して、精子を…ぁあ、イクッ」

俺も、もうだめだ。

女の体が一瞬硬直して、腰が釣り上げられた魚のようにビクビクと跳ねて、それが全身に波紋のように広がって行き、脱力して、俺に倒れかかる。精子を吸い取るように、オマ○コはまだ痙攣していて、イったばかりの敏感なチ○ポを心地よく締める。

嫁と不倫相手の2人の女の匂いが漂うリビング。

チ○ポを抜いたオマ○コから、俺の精子が垂れた。

次回作は5月27日(金)掲載予定!

七瀬 小説